函館~小樽

前日の寝台特急「北斗星」で、昨年のサイクリングの終点の函館へ。
「毎年、前年の終点駅から出発しての北海道一周には、あと何回かかるのだろうか…」などと考えながら準備を整えて、缶コーヒとパン1個の朝食を済ませ出発。
渡島半島~奥尻島~岩内~積丹半島の日本海岸沿いを走ります。天候はまずまず、風は少々強めの緩やかな行程です。


函館-奥尻島-小樽(経路・行程)

  • 前日の移動 7/3 [北斗星]上野19:03→函館6:34
  • 2004/ 7/ 4(日) 函館駅~松前 [113㎞]
  • 2004/ 7/ 5(月) 松前~大成町 [117㎞ -230㎞]
  • 2004/ 7/ 6(火) 大成町~奥尻島 [93㎞ -323㎞]
  • 2004/ 7/ 7(水) 奥尻島~岩内 [115㎞ -438㎞]
  • 2004/ 7/ 8(木) 岩内~小樽 [128㎞ -566㎞]
  • 2004/ 7/ 9(金) 列車で札幌へ
  • 2004/ 7/10(土) 札幌(急行はまなす 22:00発)⇒ 青森 ⇒ 東京

函館~松前(1日目)

  • 寝台特急北斗星:東京⇒函館
  • 函館駅 8時半出発
  • 青函トンネル入口 14時着 [55㎞]
  • 松前・折戸浜野営場 18時着 [113㎞]

津軽海峡

木古内辺り

津軽海峡を左手に眺めながらR228を南下します。
木古内、知内を過ぎて青函トンネル入口の看板越しに函館新幹線のトンネルが見え、しばし新幹線が通過するのを待ちますが…先を急ぎます。
横綱の里ふくしまを過ぎ、松前の手前で「松前温泉」の看板に引かれ海岸沿いから内陸へ進み、一風呂浴びます。
物凄く趣のある建物で、大きな湯舟が印象的です。


折戸浜野営場

民宿にでも泊まるつもりが、近くにキャンプ場があるようなので松前から5km程先に進みます。未だオープン前ですが、炊事場・トイレも使えるようなので設営する事にします。
国道沿いの砂浜にポツンとあるキャンプ場で無料です。21時消灯。

松前~大成町(2日目)

  • キャンプ場 5時半出発
  • 江差 10時着 [60㎞]
  • 熊石町の青少年旅行村 14時半着 [100㎞]
  • 国民宿舎「あわび山荘」 16時着 [117㎞]

江 差

4時起床。今日は風が強い。特に山間での横風は厳しく橋を渡る時には吹き飛ばされる
ほどで、自転車を降りて歩いて渡るほど。
強風の為に疲れも溜まり、熊石町の青少年旅行村のバンガローに泊まろうと思ったが1棟5千円との事でもうしばらく先に進む。

国民宿舎「あわび山荘」

旅行村の管理人さんの話通り、「あわび山荘」の温泉、食事、値段ともに満足できる宿でした。1泊夕食+朝のおにぎり2個。ビール、冷酒、追加料理のあわび磯焼き付きで〆て8,690円は安い! 21:00消灯。

大成町~奥尻島(3日目)

  • あわび山荘 4時半出発
  • 北檜山町 7時着 [32㎞]
  • 瀬棚 8時着 [40㎞]
  • 奥尻島 11時10分フェリー着
  • 奥尻島一周(半周?) 16時着 [53㎞]

奥 尻 島

フェリーの出発までまだ1時間以上あるので、「せたな青少年旅行村」を見学。
海を見下ろす立地は良いが、上りが厳しい。。
予定通り出航して11時10分奥尻島に到着。即、奥尻島一周に出発。
島を左回りに、うにまる公園→青苗(地震の慰霊碑)→神威脇温泉(入浴)。
一周を目指したが、アップダウンの多さ、濃霧、雨、空腹で高所分岐点まで行って断念。
港近くで民宿を紹介してもらう。夜は近くの居酒屋に。22:00消灯。

奥尻島~岩内(4日目)

  • 7時発のフェリーで瀬棚9時着
  • 瀬棚 9時出発
  • 寿都温泉 14時半着 [70㎞]
  • 温泉津温泉 10時着 [43㎞]
  • 岩内 17時半着 [115㎞]・民宿(泊)

弁 慶 岬

5時起床。フェリー乗場のお店で早い朝食を取る。
ウニ丼(2,000円)・イカ刺し(750円)と大奮発。
ウニ丼は生ウニでなく塩ウニで残念。イカ刺しはさすがに朝仕入れただけあって
透通っていて新鮮且つ、すごいボリューム。
島牧道の駅弁慶岬を通って、寿都温泉(ゆべつの湯)で入浴・昼食。
ここまでキャンプ場は少なく且つ、オープン前閉鎖中のなので岩内の民宿に泊まることに。
市街では岩内神社での祭りで賑わっている。

岩内~小樽(5日目)

  • 民宿 6時出発
  • 神恵内道の駅 8時着 [20㎞]
  • 神威岬(の下) [50㎞]
  • 神恵内青少年旅行村  [60㎞]
  • 余市 17時着 [107㎞]
  • 小樽 19時着 [128㎞]・ビジネスホテル(泊)

積丹岬・島武意海岸

積丹岬・島武意海岸(しまむいかいがん)

5時起床。残念ながら雨です。
岩内⇒ 泊村(原子力発電所)神恵内道の駅 と雨の中を進む。
神恵内道の駅で後輪パンク!
アップダウンが厳しい積丹半島を雨の中を進みます。残念ながら絶景もありません。(島武意海岸でも写真のように)
14時頃から雨も止み、積丹⇒余市は下りです。
披露困憊で、何とか日没前に小樽に到着し、ビジネスホテルにチェックイン。
翌日は、びしょ濡れの装備の整理、コインランドリーでの選択・乾燥等々…
今回のサイクリングは小樽がゴールです。
来年はここからスタートになります。

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